1908年、五色町下堺に13代続く医者の家に生まれる
京都で日本画を習い、大阪で洋画家に師事し戦後帰郷する
1957年から国画会に出品
地域に密着した祭りへの思い入れは強く、独学で世界を作り上げ
多くの作品を生み出し五色町に貢献した
自らが芝居一座に参加しメークアップや舞台装置を担当する等
実体験で得た心象風景を描く
その作品は高らかにふるさとを歌い上げ、故郷を愛し
人生そのものを楽しんでいる「自由人」冷泉子自身の姿を描き出しているといわれる
ラファエロ大賞(2000年/イタリアモンテフェルトロ公・国芸術祭典)
天平鐘楼賞(2002年/東大寺無限展)
2002年没。